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住職のひとり言

昨今の仏教ブームからか本覚寺にも以前にも増して観光客の方が参拝にお見えになられます。そして皆様が「御朱印はございますか」とお問い合わせがございます。

御朱印は納経とも言い以前は写経や読経を奉納した証として発行いたしました。内容は写経を受け取ったご本尊様のお名前やご本尊様のお祀りっされている建物の名前、皆様よく見られるのが「大悲殿」と書かれているのを見かけますがこの大悲は大悲真陀羅尼です。このお経は観音様を礼賛するお経ですので「大悲殿」とは観音様を表しております。大本山永平寺では道元禅師の遺徳を敬い道元禅師のご真廟である「承陽殿」記されます。

祖母が生前集めた御朱印を見る機会がありました。そこには乗り物嫌いで旅行が苦手な中で四冊の御朱印帳を大切に持っていました。なぜ旅行が嫌いかと聞くと「ハンサムなお爺ちゃんの奥さんがこんな面長の顔ではみんながっかりするでしょ」そんないつも祖父の事を考え二人三脚でお寺をお守りしてきた祖母です。

この御朱印帳は霊棺に生花と共に入れさせていただきました。御朱印の数だけご縁を頂いてお守り頂けるからです。どうか本覚寺で受けた御朱印が皆様方のご縁を結んでいただけたら幸いと習字の練習に励んでおります。

本覚寺寺報 第16号(平成29年1月1日発行)編集後記