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本覚寺 御朱印

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本覚寺の「牡丹」本年も大輪の花が咲きました。

花の見ごろは4月20日前後でしたので月末には牡丹の花も終わり、大型連休は、観光客の皆様も足が鈍るかと想定しておりましたが、予想に反して連休中も沢山のお参りの方が訪れました。

特に「御朱印」は例年の四割増しでお願いされました。

昨今はこの御朱印が流行しているのか若い男女が御朱印帳を持って来れられるのが多くなったように感じられます。

さてこの「御朱印」ですが「納経」とも呼びます。古くは法華経を1巻寺院に奉納し、その証として頂けた印影であるとされています。

法華経1巻を書き写すだけでも途方もない時間がかかりますので、よほどの覚悟を持ってお願い事を念じられたのではないかと推察されます。

現在では参拝した証として頂ける印影という意味合いが強くなってきています。

では、参拝とは何でしょうか?昨今の御朱印ブームで問題になっているのが、スタンプラリーのイメージでお参りは二の次でただ御朱印を集める行為に没頭する方がいる事です。

これでは御朱印の意味をなしておりません。

私は「御朱印」とは、お参りした神社仏閣の神様、仏様、諸仏諸菩薩様とご縁を結ばさせていただいた証だと捉えています。

なので日々、生かされていることへの「感謝」の念を表したのちに御朱印を受けるとよろしいかと思います。

 

御朱印をもらうには御朱印帳が必要です。

中には普通のノートなどに御朱印をもらおうとする方がいますが、断られる事もあるので注意してください。書店や神社仏閣で購入することが可能です。

因みに本覚寺にも絵天井の雲龍を刻印したオリジナル御朱印帳がございます。

よく「神社とお寺の御朱印帳は分けた方がよろしいのですか」と質問がございます。

明確な決まりはございませんので1冊で十分です。

稀に神社仏閣の御朱印を1冊にまとめているとお断りされることもありますのでご了承ください。

次にお参りの作法ですが

①山門、鳥居をくぐる際に一礼。

②参道は左側通行でお進みください。

③手水舎がある場合は身を清めます。

④拝殿前で賽銭を入れます。

⑤鈴や鐘がある場合は鳴らします。

⑥神社であるなら二礼二拍手一礼。寺院であるならば合掌礼拝してお参りください。

⑦社務所や庫裡にて「御朱印をおねがいできますでしょうか」とお声掛け下さい。

その際「書置き」と呼ばれる事前に書き置かれた紙を頂くこともございます。

こちらは御朱印帳に糊で張り付けておきましょう。

挟んだままですと落としてしまいますし見栄えも悪いです。

御朱印帳に合わせてカットしましょう。

御朱印の御礼はお尋ねしましょう。「お気持ちで結構です」と言われる時は素直にお気持ちをお納め下さい。

⑧最後に山門、鳥居をくぐる際に一礼。

さてこの御朱印ですが重要なのは様々な神社仏閣のご神仏さまとご縁を結んだ事です。

最初はスタンプラリーのような感覚でも良いかと思いますが、それは入り口でしかありません。

これを糸口に信仰や歴史・伝承を知る機会としてほしいのです。

ですので御朱印だけを目的とせず。その神社・寺院を深く知りご縁を楽しんでみてください

。私の印象に残っている御朱印帳ですが、文字との隙間にご自分で感想やらご本尊さまの特徴を書き込み縁起書を張り付けてありました。

旅の記憶と信仰がマッチしていたのが素敵でした。

一冊がすべて埋まったらお仏壇などで大切に保管しましょう。

個人的には自身が旅立つときに御棺に入れるのをお勧めします。

そのためにも日頃からご家族にも御朱印帳の存在をお教えしておいてください。

貴方が巡った神社仏閣のご神仏さまお一人お一人があなた様をお守りいただける存在であります。

どうか日頃の感謝を伝え、敬意をもってお参りいただければ、様々なお導きがある事でしょう。

 

本覚寺 寺報22号