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曹洞宗について

宗旨

本覚寺の宗旨は曹洞宗(そうとうしゅう)と言います。この地方ではよく禅宗といわれますが正しくは禅宗という宗派は無く、日本では曹洞宗、臨済宗、黄檗宗の三宗を併せて禅宗と呼んでいます。
今から2400年ほど前にインドでお釈迦さまが仏教の修行を完成し、悟りを開かれました。その後、数多の祖師(そし)方によってお釈迦さまの教えを引き継いできました。
インドのお釈迦さまの教えを中国に伝えたのが達磨さん(本覚寺行事だるま忌にて詳細)です。そこからその教えを日本に伝えたのが道元禅師(福井県永平寺開山)で、教団を成長させたのが瑩山禅師(神奈川県總持寺開山)です。本覚寺現住職はお釈迦さまから数えて82代目の弟子になります。その脈々と引き継がれた「正伝(しょうでん)の仏法(ぶっぽう)」を拠りどころとしています。

教義

「修証一如」(無限の修行こそが成仏である)と道元禅師は考え「只管打坐(しかんたざ)」(ひたすら坐禅すること)をお示しになられました。つまり坐禅により得る身体と心の安らぎがそのまま悟りであり、それを続けていく事が成仏であると説いているのです。道元禅師は私たちが生まれるときには、仏さまと同じ心、「仏心(ぶっしん)」を与えられてこの世に生まれた事を自覚し修行し続けて行く事を説かれました。「仏心」には、自分のいのちを大切にするだけでなく、他の人びとや物のいのちも大切にする他人への思いやりも忘れてはいけません。しかし、私たちはその「仏心」に気づかずに生活をして苦しみや悩みを作っているのです。
お釈迦さまや歴代の祖師方、道元禅師(福井県永平寺開山)、瑩山禅師(神奈川県總持寺開山)の「み教え」を信じ、その教えに導かれて、毎日の生活の中の行い一つひとつを大切にすることを心がけたならば、身体と心が調えられ私たちのなかにある「仏の姿」が明らかとなります。
日々の生活を意識して生きていく事、互いに生きる喜びを見いだしていくことが、曹洞宗の教義です。

両大本山

曹洞宗は二つの大本山を有し、大本山永平寺(福井県吉田郡永平寺町)、大本山總持寺(横浜市鶴見区鶴見)があり、これを両大本山といいます。両大本山は曹洞宗寺院の根本であり、信仰のみなもとであります。總持寺末の小牧正眼寺が本覚寺の親寺にあたり、総持寺孫末となり寺紋は五三の桐です

大本山永平寺

大本山永平寺は1244年、道元禅師が45歳のとき、波多野義重(はたのよししげ)公の願いによって、越前国(福井県)に大仏寺(だいぶつじ)を建立し、2年後に永平寺と改められたことに始まります。
深山幽谷の地にたたずむ山門(さんもん)、仏殿(ぶつでん)、法堂(はっとう)、僧堂(そうどう)、庫院(くいん)、浴室(よくしつ)、東司(とうす) の七堂伽藍(しちどうがらん)では、雲水が道元禅師により定められた厳しい作法に従って禅の修行を営んでいます。

【所在地】〒910-1228 福井県吉田郡永平寺町志比 TEL:0776-63-3102

大本山總持寺

大本山總持寺は1321年、瑩山禅師が58歳のとき、能登国(石川県)の諸嶽寺(もろおかでら)を定賢律師(じょうけんりっし)より譲られ、これを禅院に改めて諸嶽山(しょがくさん)總持寺と名づけたことに始まります。
1898年に七堂伽藍を焼失し、1907年に能登から横浜市鶴見へ移りました。なお、旧地は總持寺祖院(そいん)として再建され、地域の信仰を集めて今日にいたっています。

【所在地】〒230-0063 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1 TEL:045-581-6021